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読書について語るとき、私が語ることは、THE・ひとりぼっち高校ライフ

想いごと

タイトルは村上春樹のこちらから。


走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)
(2010/06/10)
村上 春樹

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私は本を読むことが大好きです。

本をたくさん読むようになったのは、高校3年生のときでした。

その頃、とにかくクラスで過ごす時間が苦痛でした。

40人のクラスに、男女比3:1で女子の人数が10人そこそこ。

圧倒的に男子が多く、運動部が強い学校であったため、野蛮な感じの男子が多く、

休み時間には、教室でバスケットボールを投げ合う始末。

女子は10人のグループで固まっていましたが、

私はそのグループになじめず、一人でいることが多かったです。

一人でいると目立ってしまうのはなんだか息苦しいなあと思います。

今は、一人でいることが好きなのですが、

学校という環境はなんで、あんな風に一人でいることを苦痛にさせてしまうんでしょうかね。

一人でいるって全然悪くないのに。

決まったクラス。

定まった席の場所。(これがすごく嫌でした。大学時は席が自由だから本当によかった)

固定されたクラスメイト。

学校というシステムになじむことが、私は小中高を通して、うまくいきませんでした。

そんな学校生活。

授業中は、ただ聞いてノートを取っていればいいのですが、問題は休憩時間。

授業と授業の合間の10分間の休憩中、皆がおしゃべりに興じる中、

私は息をひそめて本を読むか、机に伏し、寝たふりをしていました。

(このわずか10分間がかなりしんどかったです)

さらに苦痛なのはお昼休み。

3年時夏までは部活動(吹奏楽部)に所属はしていたので、

練習がてら、部室で時間を潰せば問題ありませんでした。

しかし3年の夏に部活を引退すると逃げ場がなくなり、

お昼休みの時間をどう過ごせばいいのか、悩みました。

そこで逃げ場となったのが図書室です。

1.2年生の時に図書委員に所属していたこともあり、

図書室にはちょくちょく通っていました。

ただ部活が忙しく、あまり本を読む時間を得られていなかったので、

この孤独タイムに本をたくさん読むようになりました。

(ただ、図書室で部活の後輩にあったときは少し気まずかったです。

むこうは友人と一緒で私は一人。「先輩ぼっちなのかな?」と多分思われていたと思います)

司書の先生がとても優しい方で、

「おすすめの本ありますか?」

と色々聞いたことも,読書の助けとなりました。

図書室に毎日通うようになり、

本を借りることが増え、

こうした具合で読書に没頭しました。

中でも、重松清村上春樹の作品をよく読みました。

「寂しさや辛い気持ちを抱えているのは自分だけじゃない」

そう思えたことが救いでした。

言葉の力って偉大だなと思います。

書かれている言葉に、どれだけ勇気づけられたでしょうか。

それは今でも同じです。

本があるので、

言葉があるから、

それに励まされて、考えさせられて、今を頑張れるんだと思います。

今後は、私が印象に残った本を随時紹介できたらと思います。

日向野 あおい